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農業日記
紅花食品の国産えごまプロジェクトも今年で5年目を迎え、黒種のえごまだけを使用した「国産黒えごま油」は、たくさんのお客様にお喜びいただいております。2021年10月にはまた新しいえごまの収穫を行いましたので、その様子をレポートさせていただきます。
10月上旬の様子です。花が咲いて実が充実していく時期です。 今年の夏、阿見町では風が強い日はあったものの、台風などの甚大な被害は少なく順調に育っておりました。
10月下旬のころ、えごまはすっかり茶色くなり、種が実ればいよいよ収穫へと移ります。 今年はえごまの背丈が伸びすぎてしまう事もなく、コンバインを使って広いえごま畑を一気に刈り取ります。
しかし、その途中で異変に気付きます・・・収穫されたえごまの種が想定していたよりずっと少なかったのです。
考えられる原因は、鳥による食害です。スズメよりも小さい渡り鳥が100羽あまり飛来しており、それがえごま畑を荒らしてしまった可能性があります。農家さんはえごまを守る為に様々な対策を講じて下さいましたが、鳥もすぐに慣れてしまって、なかなかうまくいかなかったそうです。 その他にも、気候のため開花が少し遅れていたことも原因の一つかもしれません。
そんな状況の中、今年のえごまの種の収穫が終わりました。
例年より少なくなってしまいましたが、それでも農家さんのがんばりのもと、また新しいえごま油を皆様にお届けする事が出来そうです。
農場レポーター 開発企画室 片吉
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